子どもから大人まで人気のテントウムシ。
その種類は世界で約6000種、日本では約180種が確認されています。
テントウムシはバッタやカマキリなどとは違い、一年中ずっと見つけることができます。
寒い時期でも晴れた日には葉の裏から出てくることも多くあるようです。手に取ってみると、手の平や指の上を歩いている様子が可愛らしいですよね。
そんなテントウムシですが、触れ合っていると足の関節から赤色や黄色の汁を出すことがあります。
これは危険を感じた時に外敵から食べられないように、コシネリンと呼ばれるとても苦くて臭い成分が入っています。
人間に害はないのですが、楽しく触れ合っている時に外敵と思われたらちょっと悲しいですよね。
でも、テントウムシにとっては自分より大きい生き物に触られるのでとても怖い思いをしているのです。
テントウムシと触れ合う時は、通り道に手を近づけて乗ってもらったり、手で囲いを作ってあげるとトコトコと手の上を歩いてくれます。
頂上を目指す習性があるので手を上に向けたり下に向けたりすると、てっぺんを探して方向を変えたりする様子が可愛く観察することができます。
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