琴線に触れると聞くと感情的な意味なのかなっと想像する人は多いと思います。いったい琴線とはどこなんでしょうか。
広辞苑で琴線と調べると、琴の糸と記載しています。琴とは楽器の一つでお正月にテレビやお店でよく聞く春の海という曲に使われている楽器です。
また、感じやすい心情。
心の奥に秘められた感動し、共鳴する微妙な心情とともに記載されています。
琴線に触れるという表現はテレビのクイズ番組でも放送するほどポピュラーなテーマです。
文化庁調べでは、間違えた意味の「怒りを買ってしまう」と解釈している人が約35%、本来の意味の「感動や共鳴を与える」と解釈している人が約37%、意味がわからない人が約24%とほぼ半分に分かれています。
これはビジネスシーンでよく使う「逆鱗に触れる」と混合して覚えている人が多いと考えられます。
実際、間違えて覚えている人の大半は30代〜40代の働く世代です。
正しく意味を覚えてデキる人と思われたいですね。
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