お気に入りのマグカップ、記念にもらったガラスの置物、奮発して買った切子のグラス。
どれも思い出の詰まったものですが、不慮の事故で割れてしまうことがあります。
「割れてしまったから、処分しようか…」と割り切れないことも多々あるのではないでしょうか。
元通りとはいきませんが、マグカップやグラス、ガラスの置物も修理できます。
いくつか方法はあるのですが、代表的なのが「金継ぎ」という方法。
割れた部分や、欠け、ひびなどで破損した陶器などを漆で接着して、金やプラチナの金属でキレイに整える技法です。しかしながら当然「職人技」が必要。
自分で行うのは難しいかもしれませんが、キットも販売されているようです。
金を使った場合、緑や黒、紺色のマグカップや湯呑と相性が良さそうですね。
他には接着剤を使うことでも修理は可能です。
接着剤は安価で手に入る反面、液体に触れる内側に使うことはオススメできません。
食品衛生に適した接着剤もありますが、100均などで手に入る接着剤は取っ手に使うのが良いのではないでしょうか。
もう一つの方法として、「パテ」を使う方法があります。
エポキシ樹脂などのパテで割れやひびを接着し、余分な部分を削り出します。
強度は接着剤より高そうですが、見た目に修理感が出そうです。
バカラのガラスの置物も、金継ぎで修復すれば割れる前よりオシャレになるかもしれません。
工房は数多くありますので、思い出の品が割れてしまったら一度工房を探してみるのも良いのではないでしょうか。
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