生クリームは泡立ててスイーツに使うだけでなく、クリーム煮やスープ、グラタンなど様々な料理にも使えて、おいしさを引き立ててくれます。
その一方で、使いきれなかった生クリームはいつまで使えるのか心配ですよね。
生クリームが痛んでいる時の特徴に以下の物があります。
・酸っぱいにおいがする
・水分と固形物に分離している
・酸味や苦みを感じる
・カビが生えている
このような変化が見られたら食べずに廃棄しましょう。
もし、食べてしまった場合はどうなるのでしょうか。
生クリームによく繁殖する細菌には黄色ブドウ球菌などがあります。
この細菌は増殖する時に、エンテロトキシンという毒素を作ります。
エンテロトキシンは摂取後、1~5時間の潜伏期間の後に、吐き気・嘔吐・腹痛・下痢といった症状が出ます。
せっかくのおいしい食事も、食中毒になってしまったら台無しですよね。
生クリームは開封したら賞味期限に関わらず、その日のうちに使い切りましょう。
どうしても使い切れない場合は、製氷皿に入れて冷凍するのもおすすめです。
そのままスープなどに入れて使えて便利ですよ。
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